管理人ふるふる新卒就職活動記録2000


第7章 入社後実際に人事部の人にききました〜学生の何を見ていますか?〜


これからお話しすることは、管理人が入社してから実際にあったお話です。
最後に、管理人が知りうる買い手側の実態をお話します。

先ずその前に、これを読まれている方がこれから就職を考えている学生さんであったら、
次のような質問をしてみたいと思います。

大企業に志望する学生さんは、まず会社の何を見てその会社を評価していますか?

企業の将来性・今後の成長
企業の安定性
給与や福利厚生
好きなものを創っている会社
企業の世間的な評価(上場企業ならば株価等も含まれます)
企業の社風
等など。

それは、人それぞれ違うのではないでしょうか。

では、逆に企業側は志望する学生の、具体的な何を見てくるのでしょうか?

答えは簡単です。
志望者が会社を評価するときと、全く同じことを見てきます

つまり、学生個人の学歴や履歴も、個性も、上で挙げた会社の評価を裏返して見たものと言えませんか。

学生の将来性、つまり将来企業で成長してくれるか。
学生の安定性、つまり企業で養うに値するかどうか。
企業を支えてくれる人材かどうか。
企業が持つ特性を、その学生が理解してくれるか。
履歴書。
面接で感じるその学生の個性。

こうして羅列していますが、管理人は結局次の2つに集約されると思います。

これからの未来と、企業との相性。

大切なのは、たったこれだけのことだと思います。

さて、本題はここからなります。
管理人が企業に入ってから、人事部の人と飲み会をする機会がありました。
まず管理人が気になっていたことは、人事部所属者はどんな人がなるのか、ということです。

実際のところ、大企業人事部に所属するその多くの方は、入社直後から人事部所属という方なんて、まずいません。
ほとんどの方は、ほかの部署(特に営業担当者が多いです)から志望、もしくは社内の配置転換、要するに転勤で集められます。

そして、次に本題の核心に迫ります。
実際どういう風に学生を見ているのか単刀直入に伺ってみました。

すると、こんな回答が返ってきました。

*「オレは、学術と人事部を兼任しているよ。
 先日、いきなり面接の1次を持たされることになった。
 面接の経験はもちろん、営業10年程度しか経験がなかったオレに、
 オレの上司は
 「細かいマニュアルなんてない。君がその学生と接してみて、
 どう感じたかを素直に記録して、通すか落とすか決めてくれ。

 という感じで任された。」

そこでその方は、この学生と一緒に仕事してみたいかどうかを重視して応対したのです。

*「その学生に何を聞いたっていい。今日のニュース見てどう思ったか?とか、セミナーの感想は?とかね。
 どんなことを聞いてみても、人を見るのに慣れていれば、たった5分や10分の面接であっても、
 その人がどんな人間なのかが分かる
よ。」

なんだか、妙に納得しました。

管理人は、仕事で現場に立たされ、営業活動しているうちに、その方が言っている意味がよく分かりました。
営業活動は、人を見ることが大切だからです。

余談ですが、管理人は人事部で面接官やれと言われたら、やれる自信があります
相手の何を見ればいいか、分かっているからです。
そこで、一番冒頭に挙げた2つのこと「これからの未来と、企業との相性。」に帰着するのです。

最後に、管理人の就職活動最後のお話をします。

管理人が最終的に内定を貰い、入社した後に、人事部の面接官の方に聞いてみました。

ふるふる「どうして私を採用して頂いたのですか?」

そしたら、

*「君ほど素直で正直な学生を見たことがない。社内教育次第で、きっと伸びるだろうと思った。」

と言われました。
正直嬉しかったですよ。

最終面接内でも、その最後のほうで、

*「君は、どんな問いかけに対しても、ずいぶん思っていることを真剣に伝えようとするんだね。」と

面接官中の一人の偉いさんに言われました。

ふるふる「私も、自分が思っていることをすべて伝えられました。満足しています。」

と答えました。

もう気持ちは決まっていました。
結果の電話を貰わなくてもここに入社することになるだろうなと、帰りの新大阪行きの新幹線の中で思いました。
案の定、帰宅するよりも早く、結果を知らせる電話が家に届いていました。最終面接即日採用決定でした。
純粋に、管理人の中での就職活動の核となるものが伝わり、それを企業という社会が自分を認めてくれた瞬間でもありました
もちろん、入社の意思を相手側に伝えました。

これを管理人は、楽しいと思いました。

就職活動。
きっと、答えは人それぞれが違うはずです。
管理人は、たまたま管理人が持ちうる「正直さ」が武器となり、社会人としての信頼は何かということの基礎となりました

これから、志望する学生さんは、会社に入ってから自分の何を伸ばしたいと思っていますか?
きっと、それこそが答えのはずです。

それを上手に伝えることが、企業の就職活動なのです。


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